第29回 高山裕子さん

先輩インタビュー29 高山裕子さん

 

1.滞在時期

1993年9月~1998年3月まで滞在。補習校へは小1~小3まで通っていました。以降はずっと日本で暮らしています。

2.帰国してから

小・中・高と地元の公立校に通い、大学はイタリア語を専攻しました。イギリスに住んでいたからか、海外に対して興味があり更に一人で行動することにあまり抵抗がなかったので、短期ではありますが高校生の時にはアメリカ(1ヶ月弱)、大学ではイタリア(1ヶ月)に留学したりしていました。同時に日本文化にもすっかりはまり茶道や華道、挙句の果てには能楽にも手を出したりしていました(笑)。個人的には子供の頃に石畳や教会等の西欧文化ばかりを見ていた反動かな?と思っています。

大学を卒業してからは事務員として海外出張員のサポートをしたり、たまにではありますが資料の英訳等をしたりしていました。こちらへは仕事を一旦辞めて来ているので、帰国した後は職探しをしなければいけません。出来れば英語を生かせるような仕事につけるといいなと思っています。

3.近況

昨年10月末からカーディフの語学学校で英語を勉強しています。

帰国してからも英会話教室には通い英語には触れていたので、こちらに来てからも日常会話等に問題はないのですが、学校の先生には言い回し・考え方が完全に日本人であると指摘されています。例を挙げると、ペンを家に忘れてきたと言いたいときに「I left my pen at home.」ではなく「I forgot my pen at home.」と日本語をそのまま直訳した英語を喋り先生に訂正される毎日です。こちらに住んでいる方には当たり前のことかもしれませんが、私にとってはなかなかのカルチャーショックでした。それと同時に自分は本当に日本に馴染んでたんだなぁとも改めて思いました。

また暇を見つけては昔住んでいた家や親に連れて行ってもらった場所へ訪ねたりして、昔を懐かしんだり、違いを見つけたりして充実した日々を送っています。

もうすぐ帰国する予定ですが、やはり思い切ってカーディフに戻ってきてよかったと心から思います。

4.後輩たちへのメッセージ

補習校は私にとって日本人の友達と会える週に1回のご褒美でした。毎週毎週楽しみにしていましたし、夏休み等で補習校が休みになるのが残念で仕方ありませんでした。風邪をひいて熱が出ているのに「補習校に行くんだ~!」と泣きながら駄々をこねて母を困らせたのもいい思い出です(笑)。この1度を除いて休むことなく通っていました。

以前補習校を見学させて頂きましたが、校舎はあの頃とは違っていましたが今もあの当時のままの雰囲気で嬉しかったです。これも先生方や保護者の方々が力を尽くされた結果だと思います。そんな素敵な学校で勉強出来るというのはなかなか出来ないと思うので、後輩の皆さんにはよく学び、友達とよく遊んで欲しいと思います。

これからもウェールズ補習校が色々な方の素敵な思い出の場所になることを願っています!

(2015年9月)

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