カーディフ再訪記

(元)R-TEK 織田 高彬

今年の夏 田口校長先生にEメールを差し上げました。その中で私が2005年に親会社の河西工業を退職した後にカーディフを訪れたことを書きました所、先生からお返事を頂きました。その中で「カーディフ再訪記を書いて見ませんか?」とお勧めを頂きました。

また先生からウェールズ日本人補習授業校平成20年度 卒業進級記念文集第27号を送って頂き読ませて頂きました。田口校長先生をはじめとする諸先生方のご指導の下で生徒の皆さんが伸び伸びと学ばれていることが分かり、頼もしく感じました。


久しぶりに訪れたカーディフの印象を書いて見たいと思います。
私がR-TEKに勤務していたのは1991年11月から1997年12月迄の6年間でした。私ども夫婦がカーディフを再訪したのは2005年7月、2006年7月と2008年9月の3回でした。3回共カーディフを起点としてレンタカーで英国の各地を旅行しました。

カーディフを起点にしましたのはカーディフに住んでいた時の隣人Eご夫妻にお会いするためです。Eご夫妻を通してイギリスの家庭料理やガーデニング等イギリスの家庭の暮らしぶりに接することができ、言葉に言い尽くせない程のお世話になりました。良き隣人に恵まれ本当に幸せな海外駐在員生活を送ることが出来ました。カーディフ再訪の際は快く宿を提供して下さいました。

2005年にはEご夫妻のところでカーディフ湾の大工事のビデオを見せて頂きました。湾の入口に堤防を築き湾内を外海から分離し湾内の水質を浄化して青い海にするという大工事の記録でした。湾内に出入りする船のためのゲートが設けられており、船が通る時のみゲートを開く構造になっています。

実際にカーディフ湾を見に行って駐在中に見た海の色(茶色)と違い海の青さに驚きました。湾内にはモーターボートが水しぶきを上げて走りまわっていました。私どもはEご夫妻の案内で湾内一周の遊覧船を楽しみました。港の近くは再開発されホテルや様々な建物が建てられていました。中でもミレニアム センターは立派な建物でした。広場ではイベントが開かれ大勢の観光客が訪れ賑やかで楽しそうでした。Queen Streetの賑わいは昔と変わらず活気にあふれておりました。昔よく買い物に来た事を懐かしく思い出しました。また、アームズパーク ラグビー場は立派に建て替えられておりました。

2006年7月には昔日本人会のゴルフコンペが行われていたMonmouth Golf Clubを訪ねて見ました。昔は日系企業が所有していましたが、今は米系企業が所有しており日本人はプレーしていないとのことでした。R0LLS家の庭園であった美しいコースでプレーしたことを思い出しました。

2008年9月にはカーディフ城を訪ねました。お城の中にあった売店がお城の外に移り、昔歩くことが出来なかった東側の城壁の上をA470に沿って歩くことができる様になっていました。ここからのお城の眺めは素敵でした。夜お城の中でショーを見ながら伝統的なウェールズ料理を楽しみました。それからよくクラシック音楽を聴きに行ったSt. David Hall がカーディフ駅の近くに移転しておりました。機会があれば聴きに行きたいです。昔日本人のお客様の接待によく使わせて頂いたカーディフ駅前の中華料理レストランNoble House を訪ねてみました。オーナーのチェンさんは1週間まえにお店を譲り渡し、今はLondonでゴルフをしたりオペラを鑑賞して人生を楽しんで居られるとのことでした。世の中は少しずつ移り変わっていくものとはいえ、寂しい限りです。チェンさんの笑顔が忘れられません。

いつ行っても変わらない木々の緑、水の色、水鳥たちの姿、ロスパークは何度行っても癒されます。毎回訪れる度に園内の散歩を楽しんでいます。私にとってカーディフは第二の故郷です。また訪れるのを楽しみにしています。

                               2009.9.26

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