補習校だより2015年2, 3月

補習校だより 2015年2,3月

学習発表会を終えて
   田口知子
 三学期から、会場設営担当制が始まり、運営幹部会と担当の保護者の皆さんとで、会場準備が進められました。前週のリハーサルに同席し、担任と一緒に放送機器や照明の確認をしてくださった皆様のお力添えにも、感謝申し上げます。また、小道具の準備や音読練習など、ご家庭でもお子様を支援してくださり、発表の効果を高めることができました。ありがとうございました。

 学習発表会は、一年間の学習成果を見せる場になっています。学年によっていろいろな出し物が登場します。出し物を見ると、担任の指導意図がよく感じられます。低学年は、元気に声が出せることをめざして、楽しい音読に取り組みます。学年が上がるにつれ、言葉の学習が深まり、自分たちが学んだり考えたりしたことが、メッセージとして伝えられます。児童生徒が好きだった教材や児童生徒からのアイデアも反映させて、出し物が決定されています。今年の発表を見ていて、担任は児童生徒の個性をよく見ているものだと改めて感心しました。一人一人の児童生徒が、生き生きと発表している姿が、とても印象的でした。大勢の人の前で、発表をがんばれた達成感、クラスのみんなでなしとげられた協力体制。こうした体験は、次への自信と意欲を与えてくれます。
 これからも、児童生徒が言葉の力を伸ばしていける教育活動をめざしていきたいと思います。
(2015年2月28日)

子ども達の成長を願って
   田口知子
 先週は、バザーへのご協力ありがとうございました。子ども達にとって、わくわくする一日になりました。補習校で子ども達や大人の人達が、笑顔で交流できる憩いの場が持てるのは、大変幸せなことです。
 さて、先週、学習到達度検査の結果をお渡し致しました。ご家庭でお子様とお話をされたというご報告や結果が参考になったという声をお聞きしました。毎年、学習到達度検査を実施している補習校では、エビデンス(証拠)に基づき、学力の確かな定着を図るのに本検査を役立ているそうです。学年が上がるにつれ、難しい語彙が登場し、教科書の文章を読みこなすだけで、努力を要します。低学年の段階で、良い学習習慣を身につけて、地道に学習を継続していくことが大切です。
 シニア派遣の校長先生が、補習授業校での学びについて述べられていました。そのお話の中で『日本人としてのアイデンティーは、日本語の真剣な学びの中にある。』という言葉が心に残りました。 また別のシニア派遣の校長先生からも、心に残る言葉をいただきました。「子どもの学力充実・向上と共に忘れてはならないのは、子ども達が『日本が好きだ、日本文化を愛している』という気持ちだ。」
 これらの言葉を心に刻み、楽しさと厳しさのバランスがとれた教育環境で子ども達の学力向上と健やかな成長を後押ししていきたいと思います。
(2015年3月14日)

言葉に学ぶ
  田口知子
 先週、元生徒の山本君が補習校を訪ねてくれました。中3で帰国して7年ぶりの再会でした。山本君が、大切な思い出だと言って、スマホの写真を見せてくれました。それは、帰国する時にクラスのみんなが寄せ書きをした色紙でした。その色紙の言葉が、とてもうれしくて、宝物になっていると言っていました。今でも大切にしてくれていることを知って、感激しました。
 言葉は、人と人をしっかりとつなげてくれます。時に勇気をもらったり、元気づけられたりもします。逆に、言葉で失敗することもあるかもしれません。それでも、言葉を通して、私たちは多くのことを学び合っています。二月の学習発表会では、児童生徒の皆さんが真剣に言葉とむきあい、学び続けていることがしっかりと伝わってきました。私自身、各クラスの発表から、心に残る素敵な言葉をたくさんいただきました。例えば、一年生の音読発表で、家族の犬に何回も言い続けてきた「大好きだよ」という言葉に感動しました。どんな時でも「大好きだよ」という言葉を大切にしたいと思いました。四年生が言っていた「クラスのみんながいてくれたから、がんばれた」という言葉も、素敵でした。一緒に勉強をがんばれる友達がいるのは、幸せなことです。友達や家族など、周りの人に対するありがとうの気持ちを、忘れてはいけないと思いました。最後に中3の発表で聞いた言葉です。「どうしたら幸せな生活が送れるか、これからそれを考えながら生きていきたい」人生の大切な意味を教えてもらいました。これからも素敵な言葉にたくさん出会えますように。
(2015年3月21日)

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