補習校だより2015年6、7月

補習校だより 20156,7

初めての室内での運動会

                                        田口知子

 これまでテント下で雨宿りしながら運動会を行ったことが何回もあります。順延した年も一回ありました。そこで、雨天の場合は室内で開催できるように、現地校と交渉して、数年前からスポーツホールの予約をしています。今回は、各種目担当の方も下見に参加して、室内で行う場合の方法を考えてくださり、周到に準備が進められていました。

 実際にスポーツホールに100人もの人が入って狭くないか、脱いだ外靴が散乱しないかなど、心配な点がありましたが、初めて行う室内の運動会は、感動に満ちたものでした。

 まず、テープと三角コーンを使って作ったトラックに感動。テープは、はがれて足にひっかからないように、短く切って床に貼りつけてあり、小さな赤い三角コーンが、ところどころに配置されて、一気に運動会気分になりました。早朝から手際よく準備してくださったようです。

 朝の職員会での打ち合わせを終えてから、ホールに行くと、入口側の壁に沿って、外靴が一列に整然と並んでいるではありませんか。思わず見入ってしまいました。

 そして、開会式の堂々たる運動会宣誓。団長の中3生の力強い声と、二人の意気がぴたりと合った言葉がすばらしかったです。また、放送係の皆さんにもお世話になりました。室内なので、音響に限界があり、放送の声がよく聞こえないことがありましたが、バックミュージックや放送原稿などを準備して、場をもりあげてくださいました。中1生が放送担当に主体的に関われたのも、よかったです。週一回ですので、準備にかけられる時間は限られますが、これからも生徒達が参加できる役割について、検討していけるとよいと思います。

 最後の種目である紅白リレーは、室内ではラケットリレーを代替えとして考えてくださっていました。ラケットリレーを行っても時間のゆとりがあるので、なんとか紅白リレーができないか、団長さん二人に、実際にトラックを走ってもらったり、直線コースを走ってもらったりして、その場で子ども達と一緒に、競技を考えるのも楽しい経験になりました。いすを回る直線コースで行うリレーも、けっこう盛り上がりました。

 最後の片付けも朝の準備同様、迅速に行われました。先生達から、室内だと観客の視線がトラックに集中し、入退場に時間がかからないのも、良かったという声が出ました。これで室内開催のノウハウができましたので、今回気のついた点は、記録に残しておいて、次につなげていけるとよいと思います。今年の運動会は、お陰様でとても楽しいものになりました。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。(2015620)

 

より効果的なプレゼンをめざして

                                        田口知子

620日と74日の朝会で、小6が発表活動を行いました。授業で読み解いた説明文の内容を、分かりやすく伝える活動です。「笑うから楽しい」と「時計の時間と心の時間」という題の文章は、体の動きと心の動きが、密接に関係していることを、具体的事例と科学的な根拠で説明していて、興味深い内容です。発表するにあたり、絵や図を用意したり、聞く人に質問をするなど、効果的に伝えるための工夫もなされていました。絵がすばらしかった、内容のまとめ方と発表の仕方がよかった、と先生方からも絶賛する声が出ました。読みを発表活動につなげることで、様々な学習効果が引き出せます。これからも朝会を利用して、いろいろな学年で、発表活動を進めていけるとよいと考えています。

 ところで、先生達側にも、より効果的なプレゼンをめざして準備する機会ができました。それは720,21日に開催される英国研で、本校が「学校文集作りを通した作文指導」について全体会で発表することになったからです。特定の学年の実践は、各部会(低学年、高学年、中学部)での報告になります。英国研に参加する先生たち三人で、どんな内容をどんな順番で発表するか、意見交換し、パワーポイントのスライドの順番や小見出し、言葉の表現まで時間をかけて検討し、少しずつ改訂を重ねる内に、完成版はバージョン10になっていました。より効果的なプレゼンをめざし、準備に時間がかかりましたが、これまでの作文指導の実践について考え合う良い機会にもなりました。

(2015年7月11)

 

夏休みの成果を残しましょう

                                        田口知子

 これから、子どもたちが心待ちにしていた夏休みが、始まります。自由に過ごせる時間がたくさんできますので、遊びと学習のめりはりをつけるようにして、学習の空白期間を作らないようにしましょう。

 まず最初に夏休みにどんなことに取り組むか、計画をたてておくと効果的です。夏休みは旅行や外出の機会もできますから、楽しく絵日記を書くチャンスです。外出先でもらったチケットなどを貼ったり、帰宅してから説明文をつけて、ポスターを作ることもできるでしょう。

 個人的な興味からですが、最近、飛行機雲について発見したことを、朝会で紹介しました。雲にはいろいろな形があっておもしろいので、夏休み中も続けて観察してみたいと思っています。子どもたちは、雲の話には、あまり興味が無さそうでしたが、英国人のお父様が写真から話の内容を推測されたらしく、朝会の後で、空に関して、さらに興味深い話を教えてくださいました。

 夏休み中に、興味のあることについて、自由研究ができるとよいと思います。以前、歴史的な場所を見学した内容を、ポスターにしてきた子どもがいて、その背景をお聞きしましたら、お父様が歴史にご興味がおありとのことでした。興味のあることを親子で、深めてみるのも、楽しい学びになると思います。

 自由学習は、ノートを一冊用意して、漢字や教科書の書き写しを行ったり、算数プリントを教育サイトから入手して取り組んでみるとよいです。自由学習は、休みあけに担任の先生に提出してください。目に見える成果を残せると達成感が持てます。

 夏休みの成果を楽しみにしています。ご家族の皆様で、しっかりと心身の充電をされて、元気で二学期を迎えましょう。(2015年7月18)

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